親知らずがある下の奥の歯茎が腫れ病院へ行ったところ水平埋状智歯でした。抜くしかないでしょうか?

お忙しい中失礼します。
ネットで検索してこちらのHPを見つけました。
先日親知らずがある下の奥の歯茎が腫れ病院へ行ったところ水平埋状智歯(横向きで完全に埋まっている)でした。
初めての腫れで、抗生物質を3日分処方してもらいましたが治りません。
この親知らずは少し抜くのが大変と聞き痛みに弱いので極力抜きたくはなかったのですが抜くしかないでしょうか?
こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
ご相談の件ですが…できれば抜歯、とりわけ親知らずの抜歯など避けて通りたいお気持ちはよく分かります。
ですが…いただいたメールを拝見したところでは、解決法は抜歯が最適解である可能性は高いと推測されます。
お薬を追加または変更すれば一時的に症状は治(おさ)まるかも知れませんが…根本的解決にはならず(文字通り一時凌ぎ)、今後症状は不定期に繰り返し、その強さも増す可能性は高いと言わざるを得ません。
また痛みだけではなく、進行すればその親知らずの手前の歯や周囲の顎の骨に悪影響を与えることが多いです。
もし痛みが出ない場合も、安心はできません。むしろその方が心配な部分もあります。痛みという自覚症状がないまま病魔が進行すると、発見された時には問題が深刻なほど大きくなっているケースも多々あり、その場合さらに規模の大きな治療が必要になることもあります。
大袈裟な処置が怖いお気持ちはごもっともですが、いわゆる「早期発見•早期治療」。これに勝るものはありません。先延ばしにすることは、例えていうなら「病気」という借金の返済から「そのうちそのうち」と目を逸らすようなものです。「治療」という返済を、「悪化」という利子が雪だるま式に膨れ上がる前に行うことが、結果的には一番楽で、安全性も高いです。
いま診て下さっている先生も誠心誠意対応して下さっていることとは思いますが、もし私達の力がお役に立つのであれば、喜んで、全員全身全霊取り組ませていただきます。気が向かれましたらお電話下さればと思います。お悩みが解決できた暁には「な〜んだ、恐れてたほどのことはなかった。やって良かった」と安堵の笑いを浮かべていただけるよう、最善を尽くします。
では、本当にお大事になさってくださいね。

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