右下の親知らずが数年まえからちょっとずつでてきていて、ここ数ヶ月でほぼほぼでてきて痛みがあるときとないときがあるのですが最近では痛みが少し強く感じるようになりました。
- 右下の親知らずが数年まえからちょっとずつでてきていて、ここ数ヶ月でほぼほぼでてきて痛みがあるときとないときがあるのですが最近では痛みが少し強く感じるようになりました。
親知らずの歯茎周辺も腫れており気になります。
あと表面が少し黒ぽくみえます。
抜くことや麻酔、抜いたあとの痛みなどの恐怖と、私自身身体が悪いため薬をいろいろ服用しているのですが、副作用などでないかとかも不安でなかなか行く勇気がでませんでした、、
あとは他の歯医者で雑にされたことがありトラウマもあります。 - こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
ご相談の件ですが…親知らずやインプラントなどの外科処置に限らず、歯科治療に関しては多くの方が不安や恐怖心を感じるものです。よくご相談下さいましたね。私達が本格的にお役に立てるのは、もちろん直接診療させていただいてからですが…このお返事が、少しでもあなた様に安心をご提供できれば嬉しく思います。
まず…現時点で直接拝見しておりませんので、断定的なことは申し上げかねますが…ご相談いただいた内容から、その親知らずは抜歯した方が、あなた様の健康のために適切かと推察します。ここが大切なことです。親知らず抜歯はじめ、多くの治療は、患者さんにとって快適でないものが多いですが…その結果は、喜びや安心をもたらしてくれるもの。危機から救ってくれるもの。まずこのことを、思い描いてください。
腫れているとのご心配ですが…そもそも腫れというのは、ざっくり申し上げれば血がたまることです。細菌感染等が起こった際、その場所に血液中の警察•軍隊にあたる白血球を送り込んだり酸素を送り込むため、血管が拡張してより多くの血液を供給してくれている状態…いわば、パトカーや救急車が通れるように道を空けてくれている状態です。一生懸命、ご自身のお体が病魔と戦っているのが目で見えている様子です。
黒ずみは、恐らく血液がたくさん溜まっているため黒っぽく見えているのだと考えられます。
処置をしている最中の痛みですが…麻酔をしっかりとかけますので、ほとんどのケースでは痛みを感じません。万が一効きがよくなかったり、切れが早い場合は必要な量を追加することで対応できます。稀に本当に効きにくかったりする方もいらっしゃいますが、当院ではほぼありません(ごく稀に、数秒間どうしても小さな我慢をお願いするケースもございます)。
麻酔そのものも、当院ではかける時から極力痛みがないか、最小限に抑えるノウハウを用いて施術させていただいております。
「抜いた後の痛み」に関しましては、抜歯前の状態や個人差、また感じ方にもよりますので一概には言えませんが…処置の技術でも、術後の症状に影響します。当院では可能な限り、術後の経過がしんどくない抜歯をさせていただける自負がございます。実際、膨大な数の方にそれをご実感いただいている実績もあります。
お薬を複数飲まれているとのことですが…お薬手帳か薬剤情報提供書、またはお薬そのものをお持ちいただければ、飲み合わせはすべて調べさせていただき、こちらでお薬を出す際の飲み合わせも考慮させていただきます。お体の調子にも、もちろん最大限配慮して診療に臨みます。
「過去に歯科医院で雑に扱われたトラウマ」につきましては…人間同士の相性…というものは、現実には多少有るのかもしれません。
きっと…診てくださった歯科医院の皆さんも、そんなつもりで対応されたのではなかったと推測します。ひょっとして、私自身や当院の仲間が丁重に対応させていただいたつもりでも、不愉快に思われる方がゼロとは言い切れません。このお返事自体、一つ一つのご質問、不安に一生懸命お答えしているつもりですが…それを「話が長い」とか、「理屈っぽい」とネガティブに感じる方がいらっしゃるかも知れません。あなた様がそうお感じになったなら、私の器量の小ささかも知れません。もしそうなら、遺憾に思います。
ですが、一つお約束できること…それは、全員全力全身全霊で、あなた様と、あなた様を悩ませている病魔に正面から向き合うこと。これは、嘘偽りなく申し上げられます。
どうお感じなるかは人それぞれですが、根本は、家族や親友の気持ち…「だいじょうぶ?つらかったでしょう?あなたに私がしてあげられることがあるなら、一生懸命やるから。力になるから!」という気持ちです。歯科医院の仕事は、その気持ちを技術と知識と情熱と集中力をもって、治療という形に変えてご提供することです。
私達•三木照久歯科でよろしければ、お力になれれば幸いです。
では、本当にお大事になさってくださいね。