親知らずの抜歯でお世話になりました。本当にお世話になりました。

親知らずの抜歯でお世話になりました。本当にお世話になりました。出産後の抜歯のため里帰りしていた為県内とはいえ、遠方ということを配慮していただき、2本同時の抜歯を計画してくださりありがとうございました。親知らずを抜歯した主人や友人から、とても痛い!痛くて仕事にならない!と聞いていた為、親知らずを抜歯するのは育休中と決心していました。歯科医院を探していたところ、主人の知り合いの方がすすめてくださり、ネットで見てみるとこのネット相談でとても丁寧かつ優しく回答されている先生の姿を拝見させていただきました。この先生なら!と思い決心し来院したところ、とても優しく丁寧な説明に驚きました。お忙しいのにもかかわらず、そのような対応ができる技術と心の余裕が素敵だなと思いました。同じ医療従事者として、なかなかそのような先生にはお会いできないので驚いたかぎりです。また、私がとても緊張していた時、「出産という大きな仕事を乗り越えてこわいものなんて何もないと思います。あんな大変なことを頑張ったんです。何ももう頑張らなくていいですよ。ぼく達に任せてくださいね」上手く思い出せないんですが、あの時にとても嬉しかったのを覚えており、忘れられません。すぐに抜歯でき、抜歯後も痛みもトラブルもなく本当に感謝の気持ちばかりです。お礼を言えないまま受診を終えてしまったので、お礼を言いたいと思いこちらから失礼させていただきました。そして、ご相談もあるのですが、右の赤から2番目の歯が、歯の下に膿みがあるかもしれません!早めに行ってみてもらってください。また右奥歯も虫歯になっているのではやくみてもらってくださいね。もし放っておきましょうと言われたらその歯医者さんからは逃げてください。と先生から言っていただきました。里帰りからアパートに帰宅し、3月に以前通院していま近くの歯医者に行った所、「右の奥から2番目の歯の下に膿みが溜まっているかもしれないところは、症状もでてないので治療しなくても大丈夫ですよ。また右の1番奥の虫歯は後ろからの虫歯なので、上から治療すると神経をとるようになるかもしれないので、とりあえず虫歯の進行をおさえるセメントを塗っておくので、神経が少し下がるのを待ちましょう。それから治療してみましょう。」と言われました。治療はどれくらいになったらはじめるんですか?と訪ねると、「症状がでるか、それか1年以上は放置して治療になりますね」と言われました。今は左の抜歯した歯の部分をとりあえず義歯を入れましょうと言われて、つくっているところです。このような治療であっているのでしょうか?正直以前から通院していますが、「歯並び気になるでしょう?特に前歯。はやく親知らず4本とも抜いた方がいいですよ」やつわりで歯磨きができなかったり逆に食べつわりでずっと食べていないとしんどかったりと、歯には悪い状況だったのは自分でも分かっているんですが、『きちんとしてください。すごく汚いです。」と言われ、きっと妊娠中、出産後の状況や気持ちなんてわかってもらえない。もちろん自分の健康管理がきちんとできていないと子ども達のことも満足にできていないんじゃないかと思われてもしかたないのですが、とても落ち込み歯医者に行くのがこわくなっていました。なので、本当は三木先生のところにも行くのはこわく、またいろいろ言われるんじゃないかと気持ちは落ち込んでいました。けれど、先生の「せめてはないですからね」や出産お疲れ様でした。すごいですね。と本当に優しいお言葉がとても嬉しかったんです。今回三木先生に「はやくしないと、今行くのが1番いいですからね。子ども達のことももちろん大変だと思いますが」と背中を押してもらえた為、行きましたがこのような状況になっており困ってしまい、先生にご相談させていただきました。

長くなってしまい、何が言いたいか伝わないかもしれないのですが、もしご回答いただけたら嬉しいです。お忙しい中読んでいただきありがとうございました。

こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
まず初めに…こちらこそ、ありがとうございます。全国的に見てもトップクラスの歯科医院激戦区、徳島。その数ある徳島の歯科医院の中で、当院を選んで下さって…何十件もの歯科医院を通り過ぎて当院まで来て下さって、本当に光栄に思います。

また、私とその自慢の仲間が行った、あなた様の健康回復のお手伝いを喜んで下さって、本当に感激です。

私自身、この仕事に出会えて良かったと、つくづく思っています。

大袈裟に聞こえるかも知れませんが…私のこの不完全でつまらない命が、「歯科医療」というもののおかげで、誰かの人生に、少しはお役に立てるからです(50近くになって恥ずかしいですが、好きな言葉は未だに「一期一会」です)。

あなた様の言葉で、また明日から生きる意味をいただいた気がします。心より感謝申し上げます。これまでもこれからも、あなた様と同じ…患者様1人1人のそんな喜びを糧に、頑張っていきたいと思います。

ご相談の件…の前に(が長くてすみません)、ご家族共々お元気でしょうか。

いま世の中に不安が広がっております。

私自身が、いま思っていることなんですが…

まず第一に、自分を大切に。

次に、周りにそれ以上の思いやりを。

順番的には…自分を守れない者は、周りの人も守れない。

でも大きさ的には…自分以外を思いやるぐらいで、ちょうど半分こ。自分のことは、放っておいてもある程度大切にしてるはずだから。

こんな当たり前のことを、あらためて思うと言いますか…自分を見つめ直すきっかけになりました。

お口の健康ももちろんですが、くれぐれもお体大切になさって下さいませ。

さて、余計なことを長々とすみませんでした。

本題ですが…まず、私は医療行為の最終的な目的は、患者さんの健康を回復してあげて、その状態を長く安定的に保つこと。そして、それを患者さんに実感いただくこと…と考えています。

ですがその正解は、時には、一つではなくて…それぞれの歯科医師の信念によって、異なることもあるとは思います。

病気に、患者さんと医療人が、一つのチームとして立ち向かう時。同じ病気に対しても、チームを組むパートナーが違えば、戦い方も違ってきます。

たとえて申し上げるなら、ダブルスでテニスをするとして…対戦相手が同じでも、パートナーが違えば戦略も変わってきますね。

病気の種類や大きさによって、早めに手を打った方が良い場合。

または様子を見て、大きくなったら治療する場合もあります。

まず直近で打つ手が違えば、その先の対処方法も異なってきます。

大切なことは第一に、ご自身の身を任せる医療人が、一緒に病気との戦いに臨むパートナーが、「よし、この人に任せてみよう!」と思える人であること。

次に、それを任された医療人側が、その治療に信念と責任を持つことだと思います。

診て下さってる先生は、きっといい先生と思いますが…あなた様が不安に感じる部分は、この2つがまだ十分安心できていないからかな?と心配します。

あなた様のいまの状態…根の先の影(連絡をいただいて、レントゲンとCTを再確認しました)に関しては、私なら、しっかりと治療します。本ケースにおいて、当院の治療実績から考えて、今ならしっかり治療しなおせば、治癒する確率が約60%ぐらいあると予想できるからです。

治療を行わなかった場合、変化のない可能性もありますが…自然に治ることは、ほぼないと私は考えます。CTレベルで見ると、数年で悪化するケースも多々見られます。

治癒しても、逆に40%は中長期的には再発するケースも見られます。その時は、ブリッジなりインプラントなりをご提案して、それぞれのメリット・デメリットをご相談します。

私は、迷った時は「自分の家族ならどうするか」で決めることにしています。患者さんにご説明することは、その基準でのお話です。

以上は、私の考えです。

一方、同じケースを見ても、いましばらく様子を見ておいて、悪くなるようなら治療する、という考え方の先生もいらっしゃるとは思います。

それも一つのお考えだと思いますが…まず、あなた様ご自身がその治療に「事前に十分納得して臨まれるか」ということ。その上で「この先生ならアフターケアも含めてお任せできる」、と思えること。

この二つが、何より大切なのではないでしょうか。

どんな治療の選択肢があって、各々のメリット・デメリット。

治療を受けた後には、どんな経過を辿る可能性があるか。

何かあった時に、どう言ったケアの選択肢があるのか。

それらを、納得いくまでご相談されたなら、方法がどうであれ、ご不安はかなり少なくなるのではないでしょうか。

不安・心配を残したまま治療を受けられると、どんなに良い治療を受けても、納得できない結果を残すだけ…かも知れません。

私自身、患者さんが事前に十分納得されてないのかなと危惧した場合、「納得してない治療は、お互いが後で喜べない結果を生みかねません。質問があったら、100個でも1,000個でもして下さいね」とお声掛けをしています。

いま打つ手は一つではなく、その次の手により異なることもあります。

何よりまず、あなた様が納得のいくまで、しっかりと治療に立ち向かう決心のつくまで、先生と十分な相談を、遠慮せずになさってみて下さい。遠慮なんて必要ありません。医療人でいらっしゃるあなた様ならよくご存知の、基本中の基本。インフォームドコンセント…「説明と(納得と)同意」です。

私の方こそ、お聞きになりたかったことにまともに答えられていないかも知れません。もしそうなら、本当にお詫び申し上げます。お役に立てればという気持ちに、嘘はございません。ご理解下さると嬉しいです。

では、本当にお大事になさって下さいね。

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