数千本に及ぶ親知らず抜歯の実績

親知らずの抜歯について教えてください。
現在県外の歯科医院でインビザライン矯正をしています。
もうすぐ保定装置を作るのですが、その前に親知らずを抜く必要があると言われました。
4年ほど前に下の親知らず1本を抜歯したことがありますが、その時の麻酔の痛みと抜いた後の痛みがトラウマでなかなか歯医者さんに行けずにいます。
そんな時に三木照久歯科さんのホームページを見つけました。
ここなら大丈夫かも!と思っているのですが、痛みが苦手な自分でも大丈夫でしょうか。また、3本の親知らずを全て抜くためには、どれくらいの期間がかかりますでしょうか。
一度見ていただけたらと思っています。
ちなみに、親知らずの状態はほぼ真っ直ぐ生えていて虫歯にもなっていません。ただ、下の親知らずは半分くらいしか歯茎から出てきていません。
お忙しいところすいません。よろしくお願いします。
こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
丁寧な文面でのご相談、大変光栄です。お力になれれば幸いです。
さて回答ですが…まず、痛みについてお答えいたします。個人差、状態差というものがありますので、断定的なことは申し上げかねますが…当院では数千本に及ぶ親知らず抜歯の実績がございます。その実績に基づき、麻酔の際、そして抜歯〜術後まで、極力痛みを抑えた治療が可能と推測されます。じっさい、あなた様と同じように親知らず抜歯に恐怖心をお持ちでいらした膨大な数の方々に喜んでいただいてきた…その矜持が私達にはございます。あなた様に、「三木照久歯科に来てよかった」と安堵していただけるよう、心を込めて、持てる技術を駆使し、最善を尽くして治療に取り組みます。
期間についてですが…残りが3本ということですので、抜歯自体は全て終えるのに2〜3回と推測されます。(お会いする前の事前の計画としては)つまり、上だけ残っている側を1回、上下の親知らずが残っている側を1〜2回で抜歯する計画です。
これに、消毒や…歯茎に隠れている親知らずだとすると「少し歯茎を切って縫う」確率が高くなりますので、その場合、切り傷が治ったのちには糸を取るということも必要になります。
これらを通院回数にしますと、当院の処置での標準的な通院回数で5〜7回ぐらいではないでしょうか。
期間は、ご予約の都合や経過にもよりますが、1〜2ヶ月程度かと推測します。
ただし、初診時〜処置後の経過により多少の増減が生じる可能性は…頭の片隅に置いておいて下さい。これは、「抜歯だけをやれば良いのではない、その処置に責任を持って取り組み、治るまで診るのが治療」という(親知らずに限らず)当院の信念に基づいてのスタンスです。
ちょっと補足して、再び痛みに関してのご説明ですが…切ったら縫ったりというと、余計に「痛いんじゃないか」と不安になられるかも知れません。でもご安心下さい、それらはむしろ、より肉体的•精神的ご負担を軽くするためのものです。
もちろん、(敢えて専門用語で申し上げますが)「切開•剥離•抜歯•縫合」この各段階を無計画に、乱雑に「抜きゃあいいんだろ」方式で行えば、その全てが痛みや腫れなどの不快な症状、また術後感染や組織の壊死、後遺症等の経過不良を増強する因子になり得ます。最悪の場合、「やっぱり抜けませんでした」などということになり、いじくり回した挙句に親知らずは残った、今まで症状はなかったのに猛烈な痛みが生じた…などというケースもございます。
逆にそれぞれの処置を、術前に状態を徹底的に診断し、計画的に、丁寧•慎重•正確に行えば、術中から術後まで症状やリスクを最低限に抑え、経過を最良に持っていける可能性をよりいっそう高めます。
たとえて申し上げますと、同じ食材で同じ料理を作るにも、作り手のハートと技術と集中力と情熱で、出来上がる料理は全く違ったものになる。(上手な簡単料理ではなく)悪い意味での手抜き料理は怒りや失望、後悔を招くものになり、一方は感動や喜び、より深い信頼を生み出すものになりますね。それと同じです。
もし私とその仲間達で良ければ、是非お力になれればと思います。全身全霊、一期一歯、一歯懸命の気持ちで取り組むことをお約束致します。
なお遺憾ながら、もし診察ご希望でしたら、当院現在ご予約が取りにくい状況が続いております(もちろんお日にちや時間によっては、スムーズにご予約いただける場合もございますが…)。ご来院の日に関しましては、複数候補をお考えの上ご予約のお電話いただけますと大変助かります。その点、ご迷惑おかけして本当に申し訳ございません。
では、本当にお大事になさってくださいね。

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