1週間前に下の親知らずを抜きました。痛み止めが切れると夜中起きてしまうほどズキズキと痛みます。
- はじめまして。
私は、1週間前に下の親知らずを抜きました。
神経に近いと言われていたので心配していたのですが、無事に抜歯も済み、抜いたところは縫わないでそのまま放置されています。
痛み止めを飲んでいても、物や唾を飲み込む時に舌や患部が痛みます。
さらに、痛み止めが切れると夜中起きてしまうほどズキズキと痛みます。
左顎下のリンパも腫れており、こめかみや頭痛も起こりますが2、3日前に歯科に検診に訪れた時は大丈夫だと言われました。
しかし痛みが良くなることは無く、一定のままです。
２日後には飛行機に乗る予定もあり、その仕事先に2週間ほど滞在しなければならないのでとても不安です。
飛行機に乗るなどは大丈夫なのでしょうか。
長くなりましたが、よろしくお願いします。 - こんにちは！三木照久歯科、院長の三木照久です。
ご相談の件ですが…大変な思いをされましたね。少しでもあなた様が心落ち着けるお役に立てれば幸いです。
さて、いま生じている症状ですが…当院で行った親知らず抜歯でも、個人差•状態差により…年間数百本抜歯を行う中で、数年に一度レベルでごく稀に強い症状が起こることがあります。
お話の内容から、抜歯を行なって下さった先生もしっかり診て下さっていることと推測しますので、症状が治まるまでしっかりと二人三脚での管理を行えば、最終的には落ち着くことと思いますが…現時点では、飛行機に乗った際等には症状が増強する可能性もあるかと危惧致します。その点は少し心配です。当院の患者さんで言えば、パイロットの卵さんだった方は、プロになる前に抜きに来られましたし、旅客機のパイロットさんたちは皆さん事前にどれぐらいの間搭乗を避けた方が良いかと聞いてくださいます。お察しの通り気圧の変化は、歯科治療中や治療後の症状に、何らかの影響を与えることが有ります。ただ今回の場合、抜歯からある程度の時間が経過していること、縫合していないことから、とんでもない症状に到る可能性は低いとは思います。
滞在先で大丈夫か、とのご不安ですが…通常、術後の感染等が起こらない限り、時間も治療の一つとなって行くとは思います。ただ、痛み止めや必要ならば抗生物質の追加は、渡航前にいただいておく方が無難かも知れません(歯科医院を訪ねられれば、診察を受けた上で出張先でも診てもらえるとは思います。その点は、痛みの程度によってはお仕事に集中できるか、業務内容や環境によっては経過にも影響を与える可能性はないとは言えませんが…それらに関しましては状態にもよりますので、診てくださった先生にもお聞きになってみてください。
先にも述べましたが、これまでの経緯やかかりつけの先生とのやり取りから「確率的には、時間はかかるが問題なく治まる可能性が高い」とは推測致します。どうか心配され過ぎませんようお願い致します。
では、本当にお大事になさってくださいね。