2017年7月31日 徳島県徳島市 32歳 女性
お盆の帰省中、下の親知らずを抜くか迷っています。 恐らく横向きだと思います。歯茎がむけて歯が少し見えていて空洞がある感じです。痛みはまだありません。
もし抜いてもらうとどのくらいお酒は控えた方が良いのでしょうか? あと、抜いて頂いてから数日で東京に戻る場合は、抜糸だけ東京でお願いするかたちでも大丈夫なのでしょうか?
こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。 ご相談の件ですが…まず、お盆休みとおっしゃるのは、いつからいつまででしょうか?当院も普段頑張ってくれているスタッフの充電期間として、今年は8/11〜15まで夏休みを設けております。念のため web site にて、ご確認下さいませ。 また、当院では「抜歯」という処置は、文字通り歯を抜く…だけではなく、症状が落ち着くまで、最低でも糸を取るまで(当院の考え方では、10日後ぐらい)の管理を含めて考えております。 これは、親知らず抜歯やインプラント等の外科処置に限らず、「責任を持って治療する」という信念に基づいてのことです。 ですので、できる限りそこまでは当院にご通院いただくか、予め普段かかっている先生にご相談の上、その先生が「術後の管理と抜糸までを快く引き受けて下さる」という前提がある場合に限り、診察を承っております。 ここまでご理解いただいた上で、最終的には直接状態を拝見し、抜歯が適切かつ可能であれば、抜歯を行わせていただきます。 さて、その親知らずの抜歯は、外科処置(=手術)です。ご指摘の通り飲酒は、当日…できれば2〜3日は、運動や入浴(軽いシャワー程度は可)もご遠慮いただくよう、当院ではお願いしております。 その他細かいご注意は、その親知らずの状態、また抜歯直後の状態により異なりますが、当日に幾つかのご注意があるかと思います。 また、一時的にですが開口障害…お口が開きにくくなるという症状も、特に下の親知らず抜歯では起こることがあります。そのため、お食事にもある期間(2週間以内のことが多いです)は、多少の制限が生じます。 さらに、処置を終えて現在のお住まいの場所に戻られる際、もしあまり日にちを置かず戻られるのであれば…飛行機のご利用は、あまりお勧めはできません。必ず起こるわけではありませんし、確率は低いと思いますが、気圧の変化で腫れや痛みの原因となることが考えられます。実際、以前バイロットさんの親知らず抜歯を行った際、ご本人自ら「大事をとって、しばらくフライトをしない」とおっしゃってました(英断だと思います)。 これらに関してご理解いただけましたら、全力でお力にならせていただきます。 なお当院、あいにくすでにお盆休み前後のご予約は埋まり始めております。帰省の時期がお決まりでしたら、ご予約はお早めにお願い致します。 では、本当にお大事になさってくださいね。