| こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
つらい気持ちで、ずっと一人で悩んでいらっしゃったのですね。ですが...もしこの返信を最後までお読み下さり、「三木照久歯科なら！」と思っていただけたら、その直後からもうあなた様は一人ではありません。辛さ、悩み、病...それらと戦い、そして勝つ！そんなチームの一員です。そして、そんな仲間が当院にはものすごく大勢来ていただいてます。よくご相談下さいましたね。
さて、ご相談の件ですが...まず、(どなたにとってもお口の健康は、かけがえなく大切なものですが...)お若い女性でいらっしゃいます。
お口がボロボロ...は、どんなに悲しいことでしょう。
お口には、食べる...だけでは有りません。様々な重要な役割があります。
食べる＝よく噛めることは、当然ですがよく消化できること、栄養をよく吸収できることに繋がります。
食べる以外では、まずしゃべること。そして、思いっきり笑うこと。
お口の状態が良くないと、見た目や口臭などがコンプレックスになり、人とのコミュニケーションで最も大切な手段が全うできなくなってしまいます。
そして、噛むことで頭への血液のポンプ役となり、脳を活性化すること(その意味で、お口は第二の心臓です)。
歯と歯周組織(歯茎・歯肉や、もっと大切なのはその下で歯を支えている骨です)が健康でないと、こんな大切な機能も十分果たせなくなってしまいます。
最近私達歯科の専門の者以外の方々にも広く知られ始めたのが、お口と全身の健康との関係。
お口は、呼吸器官、消化器官両方の入り口です。呼吸により酸素を、食事により栄養を。生命の維持に最も基本的、かつ大切な二つの役割を果たす器官。このような器官は、他に類を見ません。そして毛細血管の塊である歯茎、つまり循環器系の一部でもある。
ここに細菌の侵入を許すことは、食べ物とともに、呼吸とともに体内への感染を誘発します。それは、全身疾患のリスクも高めてしまいます。
ちょっと怖いことを申し上げましたが、お口の健康の大切さを、まずおさらいいただきたく申し上げました。
でも逆を考えると、その健康を取り戻すことで、まずはお口そのもの。ひいては心を元気にした上で、全身疾患のリスクを下げる...そんな素敵な人生が、...このご相談をいただいた時点で...もう目の前に近づいてきているんです。それは、怖いことでは有りません。むしろ、いま心身の健康を損ねている...そのことこそが怖いこと...それをご理解いただきたいんです。
私の個人的考えと言いますか、信念とも言えますが...当院の多くの患者様にもご実感いただいてることですが...お口の健康を取り戻せば、人生観さえ変わることがあります。
そんな当院のスタンスの一つとして、昔このお悩み相談で、院内全体が鎮静法になることを目指している...とお答えしたことがあります(当時は鎮静法未導入でしたが、現在はインプラントの際は、ケースによりご提案・実施しています...蛇足ですが)。
当院では、web上でだけでは十分にお解りいただきにくいかも知れませんが...院内にお入りになるその瞬間から、「ああ、歯医者さんに来ちゃった!」という恐怖感・緊張感を極力取り去る、様々な工夫をしております。
治療そのものも、可能な限り無痛を目指したスタイルを心がけており、またそのノウハウがあります。
言葉をいくら重ねても、歯科治療に対する不安や恐怖は、拭い去れないかも知れません。もしそうなら、私の力不足です。申し訳ありません。
ですが、あなた様だけではなく、すべての患者様の健康に対して...全身全霊・全力で向き合い、取り組んでいます。
こんなことを申し上げると、どんなに堅苦しい歯医者かと思われるかも知れませんが...実は、下らない冗談もしょっちゅう申し上げます。私の冗談なんて、面白くもないかも知れませんが。ですが、ふざけているわけでもありません。
ただ、患者様の緊張を少しでも軽減できればそれでいいと思い、冗談さえ全力のつもりです。この回答も、表面的な言葉だけではなく、その言霊があなた様に届けば幸いです。
歯科治療に対する様々な抵抗感はよく分かりますが...そこではなく、その先...お口の健康を取り戻した時のこと。
美味しいものを、心から美味しいと思える喜び。
人前で思いっきり笑えて、誰とでも心置きなく話せる幸せ。
ひいては、全身的な健康リスク軽減の安心感。
そんなかけがえのないものを取り戻すワクワク感を夢見ながら、ちょっと勇気を出してみませんか。一歩ずつ、頑張ってみませんか。その途中にあるしんどさを、乗り越えて行ってみませんか。お一人で、とは申しません。私達、三木照久歯科と一緒に。
こんな私とその仲間達でよろしければ、持てる気持ちと力の全てで、あなた様の健康回復に取り組ませていただきます。
では、本当にお大事になさってくださいね。 |
