こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
ご相談の件ですが...まず、治療には診査が必要です。そしてお口の健康状態を診断、その上で抜歯が適切だと判断されれば抜歯、という流れになります。
抜歯というのは、外科処置=手術です。ですので、その歯自体の状況、また抱えている病気により、抜歯の方法や適切な時期、というものを拝見しなくてはなりません。さらに処置に要する時間も含めるなら、1,000本の親知らずなら1,000通りの抜歯の仕方は違います。
これらの事情、さらにあいにく院内の混雑状況から、原則的には(最短でも)初診の次の回の治療で抜歯、とさせていただくことが多いです。例外的に、初診日でも抜歯ができる状況で、なおかつ県外や海外から等の遠方からの患者さんに限り、当日に抜歯が行えることもあります。
消毒に関してですが...おっしゃる通り、当日の午前の抜歯ならその午後または翌日、午後以降なら翌日、来ていただくことが望ましいです。が、おっしゃる通り、あなた様のように多忙な方や、前述のような遠方からお越しの方で、それが困難な方もいらっしゃいます。
あくまで、原則的には「お越しになれるならもちろん来てください」というのが前提、こちらで責任持って治療させていただくという部分では、是非来ていただいた方がよいですが、どうしても来られない場合は、「何か心配があった場合は、その旨を連絡いただき、いざとなったら来られるように体制を整えておいてくださいね」という点に同意いただければ、消毒をパスして、できるだけ早い内に経過を見させていただく、というケースもあります。
先に少し触れました「遠方からの患者さん達」がよく取られる方法は、午前に抜歯、近くのネットカフェなどで安静に過ごしていただいておいて、午後、術後の症状が分かり始めた時間に再度来院いただき消毒、というパターンを取ることもあります。
または、「やっぱりちゃんとしておきたいから、休みを取ります」とおっしゃっていただき、いずれかの場所で宿泊されてる場合もあるようです(以前県外からの方で、高速バスで往復され、「よく考えたら、ビジネスホテルに泊まった方が安かったし、効率もよかったですね」と苦笑いされた方もいらっしゃったので...)。
長くなりましたが、遠方大変ですが、お越しいただけるなら、いつも通り、そして来られる全ての方にしている通り、全力でお力にならせていただきます。その際は、どうか気をつけてお越しください。
では、本当にお大事になさってくださいね。 |