こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
ご相談の件ですが...当院の患者さんでも、親知らずの抜歯や、インプラントのオペの前、ご不安や恐怖心からよく眠れなかった、という方は、しばしばいらっしゃいます。お気持ち、お察しします。
もちろん、できれば万全の体調できて処置に臨んでいただければ、それに越したことはないですが...かと言って、どうしてもそういう状態で当日を迎える方もいらっしゃるわけです。
では、当院ではどうしているのか、と言いますと...そういう方でなくとも、外科処置を受けられる全ての方の血圧を、術前に必ず測定します。それが許容範囲であれば、麻酔をまず少量かけます。そこでしばらく時間を置き、ご気分を伺ったり、様子を見ます。必要と判断すれば、再度血圧を測定します。問題なければまた麻酔を追加...というように、一段一段、安全を確認しながら処置に臨んでおります。
睡眠不足で外科処置を行う際の起こり得ることで、1番考えられるのは、疼痛性ショックです。これは、俗にいう「貧血」のような状態です。ですが、ほとんどの場合は、適切な対応で回復可能です。
当院では結果的には、寝不足で来られた方も、ほぼ全員、予定通りの処置を済ませ、そのことで安心され、次に外科処置があった際も、その時は前日ちゃんとお休みになってこられる、というケースが多いです。
よく、当院に来られる方にお話しするのですが...歯科医院に行かれたら、あなたが頑張ることはありません。強いて言えば、ご本人が頑張ることは、「歯科医院に行くこと、歯科医師の指示どおり、口を開けたり閉めたりすること」。たったこれだけです。あとは...当院なら、私とその仲間たちが頑張ります。
もし診てくださってる先生が、寝不足では絶対に処置を行われない先生ならば(それに関しましては、その先生の信念に、私が何も言うことはありません)...このメールが、少しでもあなたの安眠に繋がり、無事処置を終えられましたら、嬉しく思います。
では、本当にお大事になさってくださいね。 |