こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
ご相談の件ですが...よくご相談くださいましたね。苦しかったですね。辛かったですね。他にいろいろなお悩みを相談くださった、世界中の方々への返信と同じように、心して回答させていただきます。
確かに、医師・歯科医師も人間ですよね。喜怒哀楽はあります。それは、あなた様や、あなた様のご家族や、あなた様のご友人がそうであるのと同じだと思います。
もし、何度も約束したのに、一生懸命 (おこがましいながら)力になってあげようとしたのに、自分は全力で取り組んだのに、相手の人が挫折してしまったら...これも、あなた様ご自身や、ご家族やお友達同様、悲しい気持ちには、少しはなるかも知れません。...なりませんか?
私の人間の器が小さいだけで、他の方はならないのかも知れませんが...。
ですが一方、医師・歯科医師も、そんなあなた方と同じ人間だから、優しさというものを持っています。あなたと同じ、温かい血が、体に通っています。
そもそもそんな、医療従事者なんて者に(一般的には平均より努力が必要で、責任も伴うのに) なろうとした時点で、医師・歯科医師なんて、ちょっとロマンチストの、「誰かのお役に立ちたい??誰かのためになりたい??」そんなお節介な連中...(こんな風に思っているのも、私だけかも知れませんが...)それが、医療人だと私は考えています。
少なくとも私の大好きな仲間たちは、そんな愛すべきお節介さん、お節介くんばかりです。で、なければ、そもそもこんなお悩み相談なんてしてませんから(^ ^)
私なら、きっとこんな風に思うだろう...ということしかお答えできませんが...その挫折した方が、また自分のところに来られたら。
まずは、
「ちゃんと来ないとダメじゃない(>人<;)今度こそ、最後まで治すよ!」
ぐらいは言うかも知れません。
でも、それは腹がたつからじゃない。あなたが来てくれなかった間の心配と、悲しさと、寂しさ。自分が至らなかったのかなぁ...と胸を痛める、傷付き。けれど、一度は挫折してでもまた来てくれた...その、あなたがくれた信頼への喜びと、お礼としてのあなたへの励ましと、怒りではない、「叱り」の気持ちです。
一つの言葉の中に、十の言葉でも言い表せない気持ちを込めて語りかけています。
何度も申し上げますが、私の器が小さいだけかもわかりませんが..「甘い」ことと「優しい」ことは、重なる部分と相容れない部分...が、あると思いませんか?
心から相手を心配するからこそ、甘い言葉ではなく、厳しい言葉を投げかけることって、ありませんか?
甘いだけの言葉をかけてくる人なんて、本当に優しい人なんでしょうか。ちょっとひねくれ者の私は、少し疑ってしまいます。
時には感情的に、気持ちをぶつけてくれる人の方が あとあと信用できたり、愛したりできることってないですか(^-^)?
何だか歯科の相談ではなくなってしまいましたね...すみません。こんなご相談に回答する器が、私にあるのかどうかさえ自信はありません。
ですが一つ、歯科医師として、私が信念にしていることがあります。それは治療方針を考える時、「自分や、自分の家族や友人、心から大切な人たちになら、どんな治療をするか?」それに基づいて、治療計画を立てることです。そして、それができるだけの知識と技術を持っていること。そのために、できるだけの努力をしてしているつもりです。その信念に沿って、ご回答させていただきました。
きっとお役に立てなかったのではないか。もし、この回答があなた様を傷つけるようなものであったなら、心からお詫び申し上げます。少しはお力になれたのなら、嬉しく思います。
歯科医師としてではなく、あなた様がおっしゃられた、「人間・三木照久」として回答させていただきました。
では、本当にお大事になさってくださいね。 |