こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
ご相談の件ですが、...まず、顎や顔のこり、についてですが、直接拝見しておりませんので、断定的なことは申し上げかねますが、位置的に、咬筋...咀嚼筋(顎の開け閉めのための筋肉)の一つです...が、緊張しているのかも知れません。食いしばりや歯ぎしりをしている可能性が疑われます。
お心当たりは、ないでしょうか。
その場合、食いしばりや歯ぎしりには様々な原因が考えられますので、親知らずを抜くことで必ず改善されるとは言い切れませんが、同様のお訴えの方の親知らずを抜歯させていただいた際、「顎が楽になった」とおっしゃられる方は、いらっしゃるのが実際のところではあります。
親知らずを抜くと、せっかく歯列矯正した歯が動いてしまう可能性についてですが、まったくないとは言えません。親知らずとその手前の歯の位置関係や、親知らずそのものの向きにもよりますが、抜いてその後一ヶ月は、親知らずが有った周辺の骨は、一時的にとりこわすための細胞...破骨細胞...と言います...が、出てくるために、一時的に、その手前の歯が少し揺れたりすることが有るためです(蛇足かもしれませんが、たとえばインプラントの治療の際も、初めはくっつきが弱くなり、そのあとかたまってくると言われています)。
ですが、この歯の揺れは必ず出てくるものではありませんし、揺れている間、固定...さらにその手前の歯と、一時的にくっつけておくことです...を、しておくことで、対策することができると考えられます。
抜歯後の痛みの程度に関しましては、上の親知らずを当院で処置させていただいた場合、年間数百本の親知らずを処置する中、痛みが出る方は1年半〜2年にお一人程度ですが、下のそれの場合、状態差、個人差が大きいので、拝見・処置してみないと、何とも申し上げられません。
ですが、よく患者さんに申し上げてるのですが、出たとしても、その痛みは一時のことです。それさえ乗り越えていただければ、親知らずが惹き起こす様々な弊害は、一生なくなります。
私とその仲間たちでよければ、頼って下さった方がどなたであれ、全力で取り組ませていただくことに、いつ何時、変わりはありません。
それが、私達の信念であり、喜びであるからです。
こちらこそ、お力にならせていただければ幸いに思います。
では、本当にお大事になさって下さいね。 |