香港在住です。
奥歯が痛くて現地で治療したところ、神経治療を行うこととなりました。
グリグリ細いドリルのような針を何回も何回も刺して神経を殺していく作業だったのですが、その途中で針がボキッと折れてしまいました!!
レントゲンを撮って確認したら、1〜2ミリくらい刺さって残っている状態><
歯医者さんはきちんと治療してクラウン処理もして被せてしまえば問題ないとのこと。
気になるのなら抜歯する方法もあるが神経を触る治療なので専門医でオペをしないと危険だと言われました。
数年たってこの針は金属製…錆びてくる事も有り得ますよね?
そうなった場合、神経を抜いてしまっているため、化膿して膿んできても痛まず気付きにくい可能性もある…
このまま治療を続けるべきなのか、大層なことになっても針を抜くオペをすべきなのか悩んでいます。
今はとりあえずセメント?で仮詰めの状態です。
悩んで既に2週間ちょい。こんな事してる間に、バイキンが入ってしまわないかなと心配になってきました。
一応、夏には日本に一時帰国するのですが、それまで放っておいても大丈夫なのでしょうか…
今のお医者さんに事情を説明してもらう書類(診断書みたいなもの)をもらっておくべきですか? |
こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
ご相談の件ですが、そのドリルのようなものとはリーマーとかファイルというものと思われますが、しばしば折れるということが起こりうるのは事実です。錆びて悪いことが起こる…ということは考えにくいですが、神経の先の部分がのちに化膿してくる、という可能性はあります。確率的には、折れた時点でどれぐらいまで清掃、殺菌が進行していたかによると考えられます。
もし根の先が悪化した場合、上か下か、何番目の奥歯か、さらにその歯の根っこの中でもどの根か、はたまた周囲の神経の位置にもよりますが、外科的に根の先だけとる事が可能な場合があります。この場合、その歯は抜かずにおいておくことができます。それが上記の条件のどれかにひっかかって不可能な場合、抜歯という可能性が、残念ながらあります。ただ、抜歯の場合神経を触るうんぬんという先生のご説明は、メールの内容からはどういう状態なのか判断しかねます。もし抜歯になってしまった場合、その歯を補うためには前後(に歯があれば)の歯を削って歯の形の橋をかけて機能を回復するブリッジという方法か、周囲の歯は削らずに人工の歯の根を入れるインプラントという方法で治すことになると思われます。
御心配で日本でセカンドオピニオン的に診てもらう場合ですが、紹介状をもらうのもいいかと思いますが、ご本人から経緯を説明され、レントゲンを撮ってもらえば歯科医師なら判断のつく状態と思われます。状態を直接拝見しておりませんので確定的なことは申し上げられませんが、すぐ抜歯を決断されるとか、根の先を取るというのではなく、定期的にレントゲンなどで観察を行いながら、悪化していくようならその際に最適な治療を受けられる、というので良いのではないでしょうか。
では、本当にお大事になさってくださいね。 |
こんにちは
ややこしい内容にもかかわらず、相談にのっていただいて、ありがとうございました。
海外にいると会話力にまずつまずき、ましてや治療の際になにか起こってしまうと、どうしたら良いものか本当に悩みます。
そうですね。仮詰めの状態のまま治療を止めていますが案外、丈夫でなかなか取れそうにない良い状態(?)ですし、今年は夏休みに日本に一時帰国できそうですので一度見てもらうことにしようかと思います。
本当は後々のことも考えてすぐに取り除いてほしいのですが、なかなか細かいオペになりそうで難しいようなことを言われました。(細いドリルの様な形の物です)
海外は日本のように保険制度がないので、すべて自腹なうえ高額で・・・
「お金がかかるから、そんな対応は誰もしないよ」と担当の医師もなんだかアバウトで投げやりな感じです^^;
「ただ隠さずに報告はしておきます」という感じで、でもまあ起こってしまった後で・・・経過をみるしか仕方ないですね。
徳島には大阪からも近いし、昔よく遊びに行っていました。自然が沢山あっていろんな遊びをしたのを思い出します。海もきれいですしいい所ですね。
最近はずっと日本を離れていますが、また機会があれば訪れたいと思っています。
お忙しいところ相談にのっていただきありがとうございました。 |