私は歯科がとても怖く昔行った歯科で怖い思いをしトラウマがあります。 今も色々不安で考えただけで手足に汗をかき吐き気がしている状態です…。 こんな私が先日泣きながら勇気を出して歯科に行った所「抜歯する歯が2本ある」と言われてしまいました…。 恐怖心が強い為「意識のない状態で抜歯する方法は無いのですか?」と聞いた所、静脈沈静法?とゆうのを進められました。 ただ麻酔科の先生を呼んでの処置になるので5万円の費用がかかると言われたのですが、私は「眠った状態で意識もなく痛みも歯を抜く際の圧力もも感じない」と言われたのでしようと思いました。 ですが次の日麻酔科の先生から電話があり、「意識はあり圧力も感じる」と言われました。 私はその話しを聞いた後から再び歯医者恐怖症が出てしまい何か良い方法を探していました。 何件かのホームページで他の歯科では抜くと言われた歯も抜かずに治療で治す事が出来ると言うのを見ました。 私は抜歯をせずにすむのなら治療を受けたいと思っています。 今の私の歯は恥ずかしいのですが歯が欠け歯茎に埋まった状態です…。 ホームページなどで見た様に歯を引っ張り歯茎から出し治療する事は可能なのでしょうか? そして先生の歯科に行けば抜歯せずに治療とゆう選択肢はありますか? |
こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。 歯医者さんに対する恐怖心は、皆さんがお持ちのことです。また歯医者さんに来られる方は、もちろん検診で来られて、「歯石のお掃除ぐらいであとは悪いところがない」という方もいらっしゃいますが、当然「お口の健康状態を大幅に損ねられている」という方もたくさんいらっしゃいますよ。何も恥ずかしくありません。いまあなた様に必要なのは、歯科医院と二人三脚でしっかりとお口の健康を回復されることだと思います。そして、その後しっかりと私達と一緒に健康を維持していくことではないでしょうか。 さて、ご相談の件ですが、まず抜歯をしないで済むかどうかは、やはり直接拝見してみないと分かりません。当院で拝見しても、やっぱり抜歯しかない、ということもあるかも知れません。どういった原因から「抜歯もありうるほどの状態」になっているのか、またどの場所の歯なのか、そうしたことによって治療法はいろいろ変わってきます。 歯医者に対する恐怖心の問題ですが、当院では現時点では鎮静法は導入していませんが、私含め、スタッフ全員で患者さんの緊張緩和に全力で取り組み、また院内もできるだけ歯科医院ぽい雰囲気を消すための様々な工夫をしています。あなた様と同じように、「昔から歯医者さんは怖くて怖くて…」という仲間が、当院にはたくさん来られています。初めて当院に来られた際に問診表に、そのことを書いている方さえいらっしゃいます。でも多くの方が治療後、「歯医者も昔よりだいぶ楽になったんだねぇ」と言ってくださっています。私達でよければ、お力になれるかも知れません。 極端な話、はじめに診査診断をさせていただき、治療方針を聞いていただいて、それをあなた様に受け入れていただけなければ私達は怖いことは何もしません。 歯医者に行くことさえ恐いのに、歯を抜くなんてもっと怖い・・・そう思われるのは無理ないことです。お越しいただければ、そのお気持ちに配慮してお口を拝見したいと思います。仮に私達のところに御縁がなくとも、できるだけ早く、しっかりとした治療をお受けいただきたいです。ひとつ確かなことは、治療を受けられるのをためらっている間にも、お口の病気は進行してしまいます。少しでも早い方が、治療後の回復レベルも高いです。ほんの少し、もうほんの少し、勇気を出してみてください。治療を終えられれば、きっと「治してよかった」と思っていただけると思います。 では、本当にお大事になさってくださいね。 |
先日は返信ありがとうございました。 昨日違う歯科にもう1度行ってみました。 そこで歯のレントゲンを撮り聞いたのは「歯が完全に歯茎に埋まっている」「抜くとゆう処置は正解だと思う」「歯を抜くのが嫌で抜かずに置いておくには歯を虫歯にしない為に削り詰める」とゆう事でした。 ですが歯を残す為に処置をしても「歯が炎症などを起こすと抜歯をするしかないので覚悟しといてね」と言われました。 この先炎症起こすかを不安に思いながら過ごすなら抜歯をした方が良いと自分でも思っているのですが歯を押す圧力が恐く決心が付きません…。 そこで先生の歯科へ受診に行こうと思うのすが抜くのはやはり凄く圧力を感じてしまうのでしょうか? 返信お待ちしてます。 宜しくお願いします。 |
こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
先日ご相談くださった方ですね。抜歯に対する恐怖心からなかなかそれを受け入れられない、というのは当然のことと思います。お力になれれば幸いです。 さて、「抜歯の際に感じる圧力」ですが、当院でも「すべてのケースで全くない」とは言えません。ですが、どの歯を抜くのか、その歯がどういう状態なのか、またその圧力・恐怖感を緩和するための工夫もケースによって違います。私達は、最終的には術前の説明も含め抜歯に臨むまでの全ての過程において、患者さんご本人にどれだけ安心してお口を任せていただけるかという心くばりを全力ですることで、極力リラックスして治療を受けていただくよう心がけています。前のメールでも御説明しましたが、もし私達のところにお越しいただいて、万が一私達が頼りなく思われたなら、処置は何もいたしません。でも、治療を受けたい、受けてよかったと思っていただけるよう頑張らせていただきたいと思っています。 お口を直接拝見していない段階ですが、複数の歯科医院で抜歯が妥当と診断されたとのことですので、おそらく当院でもそのような結論を出す確率は高いとは思われます。いただいたメールから、論理的な方だと拝察いたします。恐怖心は本当にお察しいたしますが、そんな論理的なあなた様なら、感情的になかなか抜歯を受け入れられない反面、早くしないとどんどん状態が悪くなっていくこともお分かりでいらっしゃることでしょう。このままでは、それが恐怖心をますます大きくしてしまうという悪循環になってしまいます。何度も繰り返して申し訳ありませんが、もしお越しいただければ、私達は全力でお力になりたいと思っています。 抜歯に対する怖さは、一度乗り越えてしまえば終わってしまいますし、お口の健康も回復に向かいます。逆にもし抜歯しない状態で置いておけば、「抜歯に対する想像上の恐怖心」と「どんどんお口の健康が損なわれていく恐怖心」、「その歯が痛くなったりするのではないかという不安」はずっと続いてしまいます。健康も損なわれてしまいます。あなた様にいいことは何もありません。こうしてメールでご相談くださってのやり取りも私は全力で、喜んでさせていただいてますが、最終的にはメールではあなた様の健康の回復を手助けして差し上げることは不可能です。どうか、ちょっとだけ勇気を出してみてください。 では、本当にお大事になさってくださいね。 |