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2008年3月5日 徳島県徳島市 1歳10ヶ月

先生のところに行こうと思っています。今1歳10ヶ月の子供がいるのですが、たくさん歯がはえてお菓子や御飯を食べた後でも歯磨きを嫌がり泣いて口も開けてくれません。
 先生のところに行こうと思っています。
 今1歳10ヶ月の子供がいるのですが、たくさん歯がはえてお菓子や御飯を食べた後でも歯磨きを嫌がり泣いて口も開けてくれません。
 まだ哺乳瓶もおしゃぶりも離しません。
 うがいもできないし、ガーゼで軽くでふくぐらいで中々歯が磨けないので奥歯が黄色くなっています。予防などありますか?
 あと(子供が心臓が悪いのですが)アスピリンという薬を飲んでいると歯医者さんに言うわなければいけないと聞いたのですが本当ですか?何かあるのですか?
 こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。  
 1歳10か月のお子様ですか、うーむ、…お母様もだいぶお悩みのようですね。
 大変なのは本当にお察しするところですが、ご年齢から考えて、当然「歯を磨かれるのはいやだけど、自分のためにやってくれてることだからガマンしなきゃ!」などとお子様本人が理解してくれるというのは、現時点では困難なところですよね。私は、お母様方によくこういうアドバイスをさせていただいてます。
 まず前提として、虫歯予防の一番良い方法は、歯磨きであることは間違いのないことです。
 お子様が嫌がるところを無理に歯磨きするのは一見かわいそうなようだし、またそれ自体、お母さんもお疲れになる行為ですが、歯磨きを(結果的に)十分してあげられなくて虫歯になることの方がかわいそうなことです。でも、いまの時点で「歯磨きをして、お口を健康に保っておかないと将来困る」などということはお子様に理解できなくて普通ですよね。
 ではどうするかというと、まずお父さんやお母さんが歯をみがいているところを見せてあげてください。それも、とても楽しそうに。子どもたちは、強制されると拒否しがちですが、おままごとなどみたいに大人のまねをするのは何かにつけて好きですよね。その心理を利用して、お子さんがまねをしたがるようにしむけてみてください。
 興味を示したら、さりげなく「○○ちゃんもしてみる?」などと声をかけ、のどに詰まらせたりといった事故がないように十分注意しながら、ご自身で磨かせてみてください(これを模倣磨きと言います)。
 その後、楽しく優しく声をかけながら、ときにはじゃれあいも交えながら、遊び感覚でお母さんがあと磨きをしてあげてみてください。はじめは全部の歯を完璧に磨けなくてもしかたないかも知れません。でも、少しでもできたら、オーバーなぐらい褒めてあげてください。そして回を重ねるたび、徐々に全体的にきれいに磨けていけばよいのではないでしょうか。これは私が考えた一つのやり方ですが、まずは歯をみがくことがまるで遊びの一つのように、楽しいことだという雰囲気を作ってから行うとよいと思います。
 そこまでしても磨かせてくれない場合は、強引にでも磨いてあげることも必要になるかも知れません。乳歯で、徐々に抜けていくとは言え、まだ数年間咬んでいき、その健康状態は後に続く永久歯にも影響を及ぼす大事な歯ですから。
 ただ、ちょっと強制的に行う時には、「歯磨きさんヤだね、でもね、しないと虫歯さんたくさんできちゃって痛くなって、○○ちゃんの大好きな△△も食べられなくなっちゃうんだよ。お母さん、○○ちゃんのこと大好きだから歯磨きさんするんだよ」、などと言い聞かせながらしてあげてください。終わったあと、オーバーに褒めることは忘れずに。今すぐは、お母さんの言っていることの全部は分からなくても、その意味が分かる年齢に達する日は成長するにつれ来るわけですから。
 お子さん本人の性格にもよりますから、上記のアドバイスがすべてうまくいくとは断言しかねますが、よかったら参考にしてみてください。
 歯磨きに関するお話が長くなってしまってごめんなさい。他にもご質問ありましたね。
 食事はもちろん栄養のバランスを考えて与えていただければよいと思いますが、おやつについて。虫歯になりやすいおやつといえば、クッキー。お母さんが実際に召し上がっていただければわかりますが、歯の溝に詰まったり、表面にくっついたり一番しやすいです。チョコレートもくっつきますが、 チョコは溶けますからまだましです。できれば甘いお菓子やジュース自体なるべく避けていただき、果物等の方がよいと思います。
 次に、おしゃぶりと哺乳瓶について。両方とも、あまり長期にわたって使っていると、歯並びに影響を及ぼすことがあります。そろそろ離したほうがよいと思います。初めは嫌がって駄々をこねるかも知れませんが、通常数日で慣れてくると思います。使っている期間が長くなればなるほど、離すのをますます嫌がる可能性があります。
 あと、お子様が持っている御病気や飲んでいるお薬についてですが、場合によっては歯科の処置上注意が必要であったり、お薬を出す場合に飲み合わせを考えなければいけない場合が出てきますので、臓器や薬品の種類に限らず、お体の状態は詳しく歯医者にお伝えいただいておいた方が、安全に治療を受けられることができます。
 お返事、長くなってすみませんでした。本当にお大事になさってくださいね。
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