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どこに相談していいのか分からない方、歯科医院が苦手な方、治療が不安な方のために三木照久がお悩みにお答えします!セカンドオピニオンとしてもご利用くださいね。オンライン相談のご投稿はこちらです。

2010年4月22日 徳島県阿南市 35歳 男性

 歯医者に通院しましたが、親不知がどうも神経、血管と癒着しており、このままの状態で歯を抜いた場合、血管を傷つけて出血が止まらなくなるか、神経が傷つけた場合頬の感覚がなくなると言われました 。
 その場合、他の治療はないのでしょうか?
 こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。
 ご相談の件ですが、その診断はどのような検査で判明したのでしょうか。通常の歯科のレントゲンで診断されたということでしたら、おっしゃるような「親知らずが神経、血管と癒着した状態」ということが絶対ないとは言えませんが、通常そういうことは滅多にありません。ただ単にレントゲン上で「歯と神経・血管が重なって見えているだけ」ということがほとんどです。
 お話から推測するに下の親知らずのことと思いますが、解剖学的に考えて、その大きな神経・血管から枝分かれして末梢神経、毛細血管が歯の中に入っていきますから、ある方向から見て重なって見えても、90度角度を変えて見てみれば、思ったより距離がある、ということが多いです。道に例えると、上から見たら重なって見えている道が、水平から見たら立体交差だった、というような状態を想像してみていただけますでしょうか。確定診断を行うには、大学病院等でのCT撮影が必要になります。ただし、距離があったとしても、いかなる抜歯の際にも麻痺や出血には注意が必要であることは事実です。
 先日もあなた様と同じように、「他の歯医者さんに『神経、血管と親知らずが重なっているから、抜歯はウチでは出来ない』と言われた」という方が当院にお越しになっておられました。その方は内臓に持病もあり、その病名を伝えただけで診てもらうことすらしてもらえなかった、という経験もお持ちの方でした。徳島に実家があり、現在県外にお住まいの方ですが、あちらではあちこち行ったがどこも抜いてもらえないということで当院を訪ねてこられましたが、最終的には複数回の里帰りしての通院は困難ということで、少し長時間の予約を取っていただき、左右同時に抜歯を行いました。もちろん持病を考慮しての内科の先生との連携、処置も細心の注意を払い、投薬も厳選した上での抜歯でしたが、止血も問題なく、術後麻痺も出ていません。
 あなた様の親知らずに限らず、抜歯や手術には常に細心の注意が必要です。それを怠ると、簡単な処置でも事故につながりかねません。当院では、毎日数十人の患者様を拝見する傍らで多い日で1日で7〜8本の親知らずの抜歯を行うことがありますが、忙しいからと言って注意を怠ることはけしてないように肝に銘じています。また、大学病院の口腔外科の先生にも月1回きていただき、CT撮影の依頼や大きな手術が必要な患者様をスムーズに診ていただけるパイプを作っています。少しあなた様のお住まいからは距離がありますが、もし私たちでよければ、お力になれるかと存じます。
 では、本当にお大事になさってください。

徳島市鮎喰町1-15-10城西高校正門前[詳細]
徳島市バス鮎喰町1丁目停留所:徒歩5分
徳バス上鮎喰町停留所:徒歩5分

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